【具体例】スコトーマが外れる、とはどんな感じなの?
スコトーマが外れる、とは?
質問者: 海外でビジネスがしたい、というお話をちらっと以前していたのですが、海外でビジネスってどういうことだろう、って考え直してみました。そうしたら、よく考えたら、海外の商品を買って、それを日本で売るのも、それもビジネスだよね、と思って。私はそれでいいのかなと疑問に思って、そういうことをイメージしていたわけじゃないな、と思いました。
日本人は結構お金を持っているから、海外の安く買えるところから買って、搾取して、みたいなことがやりたいわけではないんだけどな、という風に思ったんです。それとは逆のような気がして。発展途上国とかもっと良くなるようにするようなことができたらな、と。
石川: いいね。そうやって、海外でビジネスをしたいっていうゴールを持って、情報収集をしたからこそ、スコトーマが外れて、そういう世界が見えてきた、っていういい例だね。
質問者: そうですね。
石川: この記事を見ている人にとっては、リアルタイムな変化を見られて、いいよね。(笑)
質問者: はい。(笑)
石川: そうそう。あれからいろいろ調べたりしたんだ。
質問者: はい、そうですね。調べたり、考えたり、って感じですね。
石川: そうやってゴール設定、情報収集、抽象思考を繰り返しすることによって、「あれ、自分って本当にこれがやりたいのかな?」ということに気付いた。正にスコトーマが外れて確実に進歩してるということだよね。
質問者: そうですね!
達成するための方法が具体的に分かるくらいのゴールは要注意!
石川: そうそう。そしたら次はまた新たなゴール設定をして、発展途上国の恵まれない人たちを助けるような、海外でのビジネスを構築していく、っていうゴールを設定したとしたら、またそれについての情報収集をして、ひたすら考えていく。
これで、また1週間後には何か新しいことが見つかってるかもしれないじゃん。
質問者: はい。そうですよね。
石川: そう考えれば、ゴールを持たずに日々生きている人とか、日々の仕事の中で現状の中のゴールを設定してしまってる人と比べたら、進歩が全然違うよね。
質問者: そうですね。具体的に何をやったらいい、というのは全然わからないのですが、まぁそれはそれでいい、ですよね。
石川: そうそう、それがいい。方法が分かってしまうくらいのやりたいことは現状の中での発想だからね。発展途上国を助けるような海外でのビジネスを構築するとして、具体的に何を、どんなことをやろうって、今、ないでしょ?
逆に、具体的なアイデアがある場合っていうのは、過去の知識と経験でしか発想していないってこと。今、アイデアにないっていうことは、これから得ていく知識や経験をベースとしているものだから、コンフォートゾーンが動かざるを得ない。
だから、達成するための方法が分からないほど高いゴールを掲げる方がいい。
質問者: なるほど、そういうことなんですね。
一度設定したゴールは「これ以外にも何かある」という目線が常に必要
質問者: 逆に(ゴールを達成するための方法が)すぐわかるようなことは、ちょっと違うかもということですか。
石川: うん、そうそう。もっとほかにあるかもしれない。今わかることでも、本当にやりたいっていうのがあれば、別にいいんだけど。でも、常に、「これ以外にも何かある」っていう視点を持っておくことが大事だね。
質問者: そうですね。じゃあ、そういう、発展途上国とか教育を受けられない人とかを、助けたい、みたいなゴールっていうのは、今のところ何をしたらいいとかもわからないですけど、それも、これから探していくということで。
石川: そうそう。今後が楽しみだね。
質問者: はい。そうですね。ありがとうございました。
聴き手(質問者)と文章の書き起こし担当: yoshida
本日もお読みいただき、ありがとうございました。