Aug 13, 2015

「行動できない自分」を「すぐ行動する自分」に変わるために必要なクリティカルな状況の作り方とは


「行動できない自分」を「すぐ行動する自分」に変わるために必要なクリティカルな状況の作り方とは

「やらなきゃヤバい」という状況を意図的に作り出すには

質問者: こんにちは、石川コーチ(以下より石川と表記)。よろしくお願いします。

石川: はい、こんにちは。

質問者: 実は先日、バンジージャンプを経験してきました。人生で初めてです。

石川: 本当ですか!いいじゃないですか(笑)

質問者: 遊園地で(バンジー)できるところを調べました。思い立った当日に、そのまま向かいました。

石川: (笑)

質問者: 今までの人生だったらまずやらないことを考えて、「バンジージャンプかな」と。

石川: 思いついた当日に、すぐ行ったんですか?

質問者: はい。正直怖かったです。幼い頃、ジャングルジムに登るのを怖がっていたくらい、高いところは苦手で・・・

石川: ははは(笑)いいですね。

質問者: バンジージャンプの際に、本当に本能的な生命の恐怖を感じました。

石川: ほうほう。

質問者: それで、ふと思ったのです。私は(具体的な方法の一例として)バンジージャンプを経験しました。

質問者: コーチングで、(それまでの人生だったらまずやらない、未体験なことへの)行動を促すために危機的な状況を、あえて作り出すことはできるのでしょうか?

石川: なるほど。コーチングの用語では「クリティカルな状況」と言います。生きるか死ぬか、「やらなきゃヤバい」というような状況のことです。

質問者: クリティカル、ですか。

締切が「やらなきゃヤバい」状況を作り出す

石川: (疑似的に、「クリティカルな状況」を作り出すには)締切を設定するのが有効です。コーチングで言うと、「ゴール設定の締切」です。

石川: 例えば質問者さんが、これからハリウッド映画の翻訳のライティングをすることになったとします。(質問者は)全然知識や経験がないのに、依頼を受ける。映画の公開は半年後、というとき、もの凄く一生懸命やりませんか?

質問者: やります。とりあえず英語の勉強とか、すぐ何かしますね(笑)

石川: そうそう。逆に言うと、今挙げた例のような「クリティカルな状況」。これを(セルフコーチングも含めて)意図的に作り出していかない限り、人は行動しようとしません。

質問者: なるほど。

石川: 以前の記事で、アレクサンドロス大王の話などと合わせて寿命の話をしました。40代50代の人生の折り返し地点で、急に危機感を抱く人がいます。それは寿命という、ある種の締切があるからです。

質問者: 確かにそうですね。

石川: そういった締切は、人生の節目でいろいろあります。例えば女性で、「20代の間に結婚して出産したい」とか、悩みを抱えている人は多いです。それは「身体的に、健康に出産しやすいのはいつまでか」というような常識がまかり通っているから。

質問者: はい。

石川: その常識の真偽は別にして、締切があるからこそ、「このままじゃヤバい!」となって急に婚活や妊活を始めたりするんです。

質問者: 結婚や出産の話となると、社会的な刷り込みも関わってきますよね。

石川: そうそう。もちろん(社会的な刷り込みも)ありますね。

石川: 社会的な刷り込みも、自分の意志で行う刷り込み、つまりゴール設定も、(どちらも)同じくらい強力である必要があります。

質問者: はい。

石川: ですから、(先に挙げた映画の例のように)人と約束をしてしまう、という手もあります。

質問者: なるほど。まずそうして、(自分のやりたいことを)意識に上げることが大切ですね。

石川: そうです。

質問者: バンジージャンプしたとき、「命の危機(クリティカルな状況)を実感するのは、かなり久しぶりだな」と思いました。高いところから、物理的に落ちるので怖いです。

石川: (クリティカルな状況を経験する)いい機会だったんですね(笑)

質問者: もちろんバンジージャンプは、クリティカルな状況を感じるための数ある手段のひとつです。でも、その先にゴールがあるかどうかが重要です。多くの人は日常生活でクリティカルな状況を意識する機会がほとんどないから、「want to」や「自分のゴール」等を意識しにくいのかもしれません。

石川: そうですね。コーチングに何十万円も払って、大きな変革できるという人は、「これだけの大金を払うのだから、変わるしかないだろう」というようなクリティカルな状況を作り出せているとも言えるのです。

質問者: ああ、確かにそれくらいの意気込みにはなりますね。

ただ期限(締切)を設定すればいいというわけではない

石川: でも、「ただ期限(締切)を設定する」わけではありません。例えば目標設定の際に、10年後、3年後、数か月後、と期限を区切る必要があると、よく言われています。

質問者: はい。

石川: しかし、ただ闇雲に期限の設定をしても、自分の中にクリティカルな状況を生み出せなければ、あまり意味はありません。

質問者: そうなのですか?

石川: 期限の数字が問題なのではなく、「クリティカルな状況を作り出せるか」が大切です。そうして初めて、人は行動できる。

質問者: なるほど。確かに石川コーチのお話の通りです。つい、数字の方に目が向かってしまいますね。

石川: 期限の数字を設定するというのは、クリティカルな状況を作り出すためのきっかけに過ぎません。手段のひとつです。

プレッシャーに押しつぶされそうなときはhave toである可能性がある

質問者: あ、でも「クリティカルな状況」をうまく作り出せたとして、それって動機が恐怖心からだったりしませんか?「やらなきゃヤバい。どうしよう。プレッシャーを感じて吐き気がしてきた…」というように。どうしても、恐怖が先立ってしまうことが多いと思いますが。

石川: なるほど。「have to」でやっていることでなく、「want to」でやることなら大丈夫です。確かに「have to」だと、(やるのが)嫌で嫌で仕方なくなります。

質問者: そういえば私自身、「今までの人生では、まずやらなかったことがやりたい」とバンジージャンプを選びました(笑)

石川: そういうとき(「want to」を目の前にして)感じるのは、恐怖というより武者震いです。恐怖と武者震いは、身体の反応としては表裏一体です。

質問者: 確かに、「want to」で自分の未体験ゾーンに入るときは、武者震いですね。

石川: もし本当に恐怖心や不安がそれでも出てくるなら、最悪の状況を想定しつつ、対処方法を考えるといいです。

質問者: わかりました。石川コーチ、本日もお話ありがとうございました。

石川: はい、ありがとうございました。

 

話の聴き手並びに文章の書き起こし担当:武田悠太

お読みいただきありがとうございました。

 

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