Nov 7, 2014
もしやブラック企業?!会社に辞めさせてもらえないときの対処法と、辞められるマインドの使い方
あなたは
「残業時間が多過ぎる。。この職場ってもしかしてブラック?」「上司からの扱いがひどい。パワハラ、セクハラ紙一重!でも相談できる人いない。」「転職したいけど、辞めさせてもらえない。」「残業代がちゃんと支払われていない!上司に抗議しても取り合ってもらえない。」
以上のような不満を思ったことはありませんか?
結論から先に言いますが、ほとんどの場合、知識と行動によって状況を改善出来ます。
経営者にも、被雇用者にも、法律を知らずに人を雇っている人が意外といるので、不必要に苦しい思いをしたり、違法行為をしてしまっている場合があります。
経営者や被雇用者は、もっと法律を知るべきです。
今回はいわゆるブラック企業の会社、もしくはその予備軍の職場の勤務時間や扱われ方に悩んでいたり、辞めさせてもらえなかったりした時の対処法や、法的根拠と、具体的ステップ、マインドの使い方をシェアしたいと思います。
あなたの職場がいわゆるブラック企業の会社、もしくはその予備軍で無かったとしても、知識として知っておき、困っている友人知人に教えてあげてください。
そもそもブラック企業とは?
Wikipediaによると、ブラック企業(ブラック会社)とは、
元々は、暴力団などの反社会的団体との繋がりを持ち、違法行為を繰り返す会社を指していたが、近年では労働法を無視、あるいは法の網や不備を悪用して従業員に長時間労働を強制する企業を主に指す。とあります。違法行為であることを知りながらやっている悪質なところはもちろん、経営者や被雇用者の法律の知識・関心が薄いが故にブラック化してしまっていることがあるのが現状です。
ブラック企業がもたらす恐怖
ブラック企業に良いように使われていると、うつ病や過労死の他様々な支障を労働者にもたらします。
こちらの記事では、ブラック企業に勤めてうつ病になった社員が離職届までが語られたリアルなインタビューが掲載されており、日本の労働状況に対して恐怖を感じます。
参考記事:
『毎日新聞新人記者が、入社3年目に自ら退職届を出すまで――うつ病招く異常な業務量、読者不在の記事』
このMy News Japanというサイトは日本の労働問題の現状を赤裸々に報じていて素晴らしいメディアです。
会社を辞めさせてもらえない時の対処法
基本的には、契約期間の定めなどがない限り、民法第627条により労働者は14日前に退職を申し出ることによって、いつでも契約を解除出来ます。
と言っても、労働協定や就業規則など状況は様々ですし、知識や論理武装が無ければ言いくるめられしまうのは容易に想像がつきます。
そんな場合は、地域の労働基準監督署に電話相談してみるのが手っ取り早いです。
「電話相談したけど、何だか頼りがない!」と思われた方は、労働問題を解決する専門家に頼るのが良いです。以下に、労働基準監督書の所在案内や、セクハラ・パワハラなどの相談窓口のある専門サイト、残業代の請求の仕方や、労働基準監督に取り合ってもらえなかった時のための専門サイトのリンクを載せておきます。
厚生労働省:全国労働基準監督署の所在案内
セクハラ110番:ハラスメント相談窓口
NAVERまとめ:辞めさせてくれない会社への対処法
残業代バンク:あなたがもらえる残業代はいくら?
それでも辞められない人のマインドの仕組みとは
それでも辞められない人、行動出来ない人は、以下のような原因が考えられます。
- うつ傾向にあり、思考停止している
- 言い出すのが怖い
- 意思表明した後のリスクが不安
- 辞めた後の生活が不安
まだまだ挙げられますが、基本的には人間関係の不安、お金の不安がほとんどだと思います。
辞められない人のためのマインドの使い方
会社を辞めたくても辞められない人、職場の待遇や人間関係のトラブルについて行動したくても出来ない人のマインドの仕組みは、ホメオスタシスによって説明がつきます。
ホメオスタシスとは、恒常性維持機能と言われ、体温を維持したり心拍を維持する無意識が司る生命には無くてはならない機能です。
しかし、認知心理学の発達によって、ホメオスタシスは物理的、生理的なものだけでなく精神的、情報的なものにも働くことが分かりました。
例えば、
あなたの月収が30万円の場合、5万円くらいの高額な出費をすればその後は無意識に倹約・節約して月々の予算に収まるようになりますし、
普段接したことのない美男美女と接する機会があれば心拍数は増加し、不安で仕方なくなります。
つまり、
ホメオスタシスは常に心地よいレベル=コンフォートゾーンを維持するように働くのです。
ちなみに美女は愛想がなく怖い、と言われる原因は以上の不安によるものが大きいでしょう。
ホメオスタシスを味方につけるには?
しかしこのホメオスタシスは味方につけることが出来ます。
ホメオスタシスを味方につければ、労働環境の悪い職場にいることが心底心地悪くなり、早くその場を逃れたい、改善したいと心から思えるようになります。
状況を良くしようとする行動力が、恐怖や不安に勝るようになるのです。
ホメオスタシスを味方につけるには、自分のコンフォートゾーンを上げれば良いだけです。
心地良い状態のレベルを上げれば上げるほど、無意識が危機感を感じ始め、努力しなくても行動してしまいます。
そして結局、コンフォートゾーンを上げるには、ゴール設定しかありません。
ゴールがない限り、現状維持がゴールとなってしまい変化を生み出す意思に欠けます。必要無くなるからです。
あなたが本当にありたい姿、人生設計、やりたいこと、成し遂げたいことは何ですか?
あなたは普段忙しくて時間も無く考えるヒマが無いかもしれませんが、まずはそこに真剣に向き合うことこそが近道なのです。
しかし人はお金の不安に弱いものです。
人間関係における疎外、孤独が怖いものです。
なぜなら、それらは飢えと直結しているからです。
でも、これらの不安はすぐに払拭出来ます。
そしてお金を稼ぐ方法も、お金に対する価値観も簡単に見えてきます。
一人で向き合うのに行き詰まりを感じたのであれば、積極的に経営者の方や憧れる人に会いに行ったり、プロのコーチに相談してみましょう。
きっと世界観が広がり、エネルギーと希望が溢れて来ますよ。
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あなたはゴール設定、しっかりできていますか?
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