「資産構築」はお金だけじゃない!10年後に差が出るwant to資産構築術
「やりたいことがあり過ぎて何にお金を遣ったらいいの?」という時は
質問者: 趣味のピアノを聴きにいったりするのにお金を使いすぎてしまって、金銭管理をちゃんとやらないと、と思っています。自分のビジネスで回しているお金があるから、それをしっかり取っておかないとだめというか、ちょっと今痛い思いをしています。(笑)
石川: 夢中になりすぎちゃったんだね。(笑)いいじゃん、それぐらい、見失うぐらいがいいよね、やりたいことはやり始めると止まらないから。(笑)
質問者: そうですね。(笑)
石川: ファイナンスのゴールはあるの?自分はこれだけ資産があって、とか。
質問者: そんなに具体的には決めてないです。
石川: うん、それも新たに決めようか。
質問者: はい。そうですね、とりあえず入ってくるお金が、圧倒的に多くて。資産は、全然イメージがわかないなぁ…。資産って、不動産とかですか?
石川: 不動産とか、そういうのだけでなくても、例えば、ピアノでもいいと思うよ。すごいアンティークで資産価値の高いピアノとか。そういうのも資産だよね。自分自信を教育して、自己投資して、という形で自分という資産を作るのもありだし。
質問者: なるほど。そうですね。
ファイナンスのゴールでは「ストック型の資産を構築する」という発想を取り入れる
石川: そう。だから、今回しているビジネスって、フロー型じゃん。フローって、自分が回さないと、回らない形。それに対して、資産っていうのは、ストック型だから。
質問者: 持っていれば、そこからお金が入ってくると。
石川: そうそう。お金というのもあるし、自分という資産、だったら、自分という魅力に、人やお客さんがついてきたりだとか。そういう考え方も、取り入れたらいいよ。
質問者: そうですね、今までのフロー型のビジネスだけじゃなく、ストック型の資産も、どんどん作っていく、みたいな。
石川: そうそう。自分のビジネスで考えたら、ビジネス資産とかコンテンツっていうのかな。例えばインターネットに(こうして)記事をアップしたりするのも、ウェブにおける資産だし。質問者さんが今やってることでも、いろんなノウハウがあるじゃん。そのノウハウをコンテンツ化して資産としたり。
そういうのは、積み重なっていくもの。商品を仕入れて売るっていうのも、ひとつのビジネスと考えられるし、自分の商品をストックしていく、ということも、これから何年後かを考えていくと、必ず何かのカタチで返ってくる。それこそ収入にもなるしね。
石川: 例えば、「これだけのこういう資産があって、これだけ何に使って」とか、「確実に収入は支出を上回っている」とか、そのバランス良い状態をアファメーションしていって、自分に刷り込んでいく。
そうすれば、趣味でお金を使おうとしても「これでこれだけお金が飛んでいっても良いのか」ということを無意識に考えるようになるし、逆に言えば、「このピアニストのコンサートに行くことは、自分の価値を高める資産になる」という判断もできるかもしれない。そうすれば、別に後悔をすることはないしね。
質問者: そうですね。アファメーションをしつつこれからの行動を「自分にとっての資産になるか、ならないか」という感じで、見ていけばいいですね。
たとえやらされ仕事でもゴール設定によってコントロールする
石川: そうそう。すべてのサラリーマンがそうとは言わないけど、嫌々仕事をやったり、仕事やいろんなことをやらされている人にとっては、have toなことをやっているときって、どうしても創造性とエネルギーが劇的に低くなる。
そもそも「これは自分にとっての資産になるか、ならないか」という発想にないので、やらされ仕事だと、それは資産になりにくい。それは自分でコントロールしていないからね。「結果的にスキルがついた」ということも資産と言えるかもしれないけど、だけどそれは自分で主導権を握って望んだことではないからね。
だから、自分がどういう資産がほしいか、っていうのをちゃんと先にゴールとして設定しちゃって、それを前提として、「やらされ仕事さえもコントロールする」という意識も必要だよね。
質問者: 資産ってすごくいろんな意味が含まれていますね。自分の捉え方次第で資産になったりそうじゃなかったりもしますね。
石川: 今多くの人が持っているスマホでも、「これが資産だ」っていう認識があれば、ちゃんと大切にきれいに使おうとするもんね。そうすれば、高ければ1~3万で売れたりする。
質問者: そうですよね。なるほど。ありがとうございました。
聴き手(質問者)と文章の書き起こし担当: yoshida
本日もお読みいただき、ありがとうございました。