Jan 10, 2015
好きなことをとことん極める”凝り性マインド”になるための4ステップ
本日も、パーソナルコーチ石川直樹がゴール達成のためのマインドの使い方に関するコンテンツをお届けします。
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とことんハマる凝り性な人と、程々に楽しむ人がいます
僕はよく、
「何でそんなに、いろんなことにとことんハマって極められるんですか?」
と聞かれます。
例えば、
僕の専門の認知科学とかマインド関係の本は専門書を含め最低でも200冊以上は確実に読んでますし(もっとかな?専門なので当然ですが…)、
最近では並行的に、音楽についての本を読み漁っています。
確かに、ハマったことはとことん極められる凝り性な人と、ハマっても程々に楽しむ人がいると思います。
一流と言われる人は凝り性な人が多いです。
ロックバンドのクイーンのギタリストであるブライアン・メイは、ロックバンドのギタリストとしても超一流ですが、熱心な動物愛護家でもあり、さらには天体物理学博士を取得した天文学者でもあるそうです。
また、現代音楽で有名な音楽家であるジョン・ケージは、熱心なキノコ研究家でもあり、ニューヨーク菌類学会の創立にも関わったそうです。
とても凝り性な人たちですね。笑
凝り性であることは物事を極める=一流たる条件であると言えるでしょう。
冒頭のように質問されるので、マインドの専門家としてみなさんに「好きなことをとことん極める”凝り性マインド”になるための4ステップ」をお伝えいたします。
好きなことをとことん極める”凝り性マインド”になるための4ステップ
好きなこと、ハマったことをとことん極める”凝り性マインド”になるための4ステップを考えてみました。
ゴールを決める!
ゴールも無しに物事を極めようとすれば、「自分なにしてんだろ…」と時間を無駄にする感覚になりますし、身が入りません。エネルギーが生まれないのです。
ゴールに関係する情報を集める!
ゴールを達成するために必要な情報を集めます。
あなたのゴールが「写真の個展を開いて、100万人に観てもらう」
の場合、いろんな写真家の個展に行ったり、アートを観に行くことが必要になるかもしれません。
特に気になること、ハマったもの、憧れる人をひとつ決めて徹底的に掘り下げてみる!
あなたが写真家として個展を開くために情報収集をする中で、特にベンジャミン・リーに興味を持ったとします。ベンジャミン・リーは坂本龍一や村上春樹、草間彌生など名だたるアーティストや企業のポートレートや広告写真を担ってきた写真家です。ベンジャミン・リーにハマったら、展示会やイベントにすべて参加したり、ファンレターを送ったりして、とにかく追いかけます。
繋がったものを、さらに掘り下げてみる!
ベンジャミン・リーが撮影した坂本龍一の昔のポートレートに、形がダイアモンド型ですごくカッコイイのがあります。
なぜダイアモンド型かと言うと、当時の坂本龍一のヘアスタイルのシルエットがダイアモンドシェイプだったからだそうです。これを知ったときに、あなたは、幾何学やデザインに興味を持つかもしれません。
さらに、幾何学の勉強、デザインの勉強をはじめてさらに掘り下げていくのです。
ポイントは、ゴール設定と情報収集にあり
以上、ハマったことをとことん極めるための4ステップを解説してきましたが、大きなポイントは2つあります。
それは、
ゴールがあってはじめて「極める」エネルギーが生まれるということと、
どれだけマニアックに調べられるか、ということです。
あなたは、ゴールも無しにデザインの勉強、数学の勉強が出来ますか?
ゴールも無しに、アタマが痛くなるような分厚い専門書を読み漁ることが出来ますか?
僕でも、それは気が引けます。笑
面倒くさくなってしまいます。
でも、何らかのゴール達成のためなら努力している感覚は無しに、自然とやってのけてしまいます。
それは、しっかりしたゴールがあり、正しくマインドを使っているからです。
「専門書とか、めんどくさい」
と思われたあなた、ゴールを設定し、臨場感を高めましょう。
僕は、本を読んでいて「面白いな」と思ったら、まず著者をインターネットで徹底的に調べてその人の人間関係や、SNS、youtubeなどの情報発信もチェックします。
気になる引用・参考文献もすべて読み漁ります。
CDのライナーノーツを読んで、関連として挙げられているアーティストをどんどん辿っていくような感覚です。
こうしていると、Amazonの欲しいものリストが指数関数的に増えていきますよ。笑
そして、デザインに興味を持ったら美術史や数学など、その背景にある学問を究めるのです。
あらゆる分野の背景には、必ず何らかの学問があります。
その学問を勉強すれば、より深い知識を得ることが出来るのです。
知が繋がる感覚は、感動的です
僕は、ヌーヴェルヴァーグと呼ばれる1950年~60年代に流行った、当時としては斬新だったと言われるフランス映画が好きですが、当時フランスのアメリカへの強い憧れのあらわれか、ヌーヴェルヴァーグ映画の多くにはアメリカのモダンジャズが随所に使われているんです。
特にロジェ・バディム監督の『危険な関係』という作品に出てくる、アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズが演奏する『危険な関係のブルース』は最高にカッコいいですよ!
ジャズ好きな僕としては、好きなこと同士が繋がってとても感激し驚いたのを覚えています。
好きなこと、興味あることは不思議なことにどんどん繋がってきます。
一見関係ないことが、ある瞬間に繋がる感覚はとても感動的です。
興味・関心って、意識してみればこうやって絶え間なく拡がっていくものです。
ですから、
「自分はこの分野の人間だ!」
「私はこのブランドの服しか着ない!」
「俺は文系だから数学とかプログラミングとか出来ない」
と今の世界観に固執せず、少しの繋がりに関心を持って徹底的に調べ上げてみてください。
気付いたら、その道のプロになっているかもしれませんよ!
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