職場、家庭、人間関係…「自分の役割」に悩んだら、まずはゴールを確認する
本日も、パーソナルコーチ石川直樹と質問者の対話形式でゴール達成のためのマインドの使い方に関するコンテンツをお届けします。
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自分の役割は、ゴールによって決まる
質問者:石川コーチ(以下より石川と表記)よろしくお願いします。
今日は、『自身の役割について』、というテーマでお話したいと思います。
ずばり、『自分の役割』ってなんだろう、と考 えています。例えば、自分は彼女が欲しいと思っています。
以前、知り合った女性と付き合いたいと告白したのですが、フラれてしまいました。それから、自分はどんな役割を設定したらよいのか、悩んでいました。
質問したいのですが、役割とは、『どのように設定するもの』なのでしょうか。教えて頂きたいです。
石川:役割と言っても、たくさんあるんだよ。例えば、明宏くん(質問者)は、彼女が欲しいと思ってるって言ったよね。
役割って実はたくさんあるんだよ。恋愛での役割もあれば、仕事での役割もあるし、他にも各人間関係によって違ったりする。それは、コーチングで言うゴールがあって、初めて決まるんだよ。
質問者:『ゴールによって役割が決まる』、とは具体的にはどのようなことを言うのでしょうか?
石川:例えば、仕事だったら、仕事場での役割。明宏くんが職場の管理職だったらそれなりの役割があるし、それは会社のゴールや、明宏くんのゴールによって決まる。今年度の会社のゴールが営業利益1億円だったら新しいプロジェクトを企画するよう指示する必要があるかもしれないし、人件費を削る必要があるかもしれないし、社員の教育に費やす必要があるかもしれない。だから管理職と言ってもそのゴールによってどんな役割かが決まる。
恋愛だったら、性別はもちろん関係なくて、好きな相手がいるなら、その人に対してどんな自分でありたいか。
つまり、自分の役割を決めたければ『まずはゴールを設定することが大事』なんだ。
質問者:ありがとうございます。自分とは何だろう、自分の役割とはなんだろうと考えていても、仕方がないんですね。まず、仮のゴールでもいいので、設定する必要がありますね。ゴールなしには役割って生まれないですから。
ゴールは現状の外に設定する
石川:そうだね、ゴールを設定するなら、仕事でも恋愛でも趣味でも、必ず『自分の現状の外に』設定しよう。『頑張れば達成できそう』くらいのレベルでは低すぎるからダメ。そうしたら、自然と役割って出てくる。もしも、上手く行ってないときは、ゴール設定が間違っているか、それともゴールの臨場感が足りないかのどちらかだよ。
さっきの例で言えば、仕事なら、「誰よりも仕事ができて周りから信頼されて、誇らしい自分」とかね。会社のゴールを強いられるだけでなく、ゴールは現状の外に設定しなきゃ本当の役割って見えてこない。現状を超えて、自分の理想的なゴールを設定できれば、「自分のキャリアアップのためにも、マネジメント業務をカラダに叩き込もう!」と今の役割ややるべきことが見えてきたりする。
恋愛で言えば、魅力的な異性でも、同性でも楽しませて感動させられる、人として魅力あふれる楽しい人、なんてわくわくしない?
質問者:おおー!なんだかやる気がみなぎってきました。ありがとうございます。コーチングってすごくシンプルなんだけれども、とてもわくわくしてきます。悩んでる自分がばかばかしくなってきました。
さっそく、なりたい自分のゴールを現状の外に設定していきます。今日は本当にありがとうございました。
石川:はい。こちらこそ、ありがとう。
聴き手(質問者)と文章の書き起こし担当:明宏