人と比べて落ち込んで苦しくなった時のマインドの使い方
人と比べる時、その裏には自分のwant toが隠れている
質問者: 周りの女性に対してライバル心を持ってしまいます。ライバル心を持つということは、自分のことたいしたことないと思っているのかな?と自己分析したりしているのですが…
石川: ライバル心を持つというのは、誰に対してでも、ではないですよね?
質問者: 誰に対してでもではありません。自分が「この人いいな、うらやましいな」と思う人に対してだけライバル心を持ってしまいます。
石川: 人と比べる時というのは、その裏に自分のwant toがあります。なので、裏に隠れて見えなかったwant toを明確にして自分のゴールに変えていけばいい。人と比べるのでなく、自分の未来のゴールと比べるよう持っていけばいいです。
質問者: 結婚している人がうらやましいなら、自分が結婚したいということでしょうか?
石川: 結婚したいというのもあるかもしれませんし、繋がりとか安心が欲しいとか、人に認められたいとか色々考えられます。結婚って人が作った、ただのシステムですよね?
人と比べるのは良いこと!
石川: 他にも素敵な男性に愛されたいとか、世間でのステータスが欲しいとかであれば、
「結婚」じゃなくても達成できる場合もある。だからこそ、人と比べたときに自分が本当は何を求めているのかというのを明確にして、新たなゴールとして再設定する。その人(自分と比べていた人)とでなく未来のゴールを達成している自分とを比べる。
今まで自分だけでは見えなかった改善点やゴールに気付けるのですから、人と比べるのは良いことです。
質問者: 人と比べるのって良いことなのですね? 世間的には人と比べるのは良くないといわれているので、比べることはダメなのだと思っていました。
石川: ダメなのは、人と比べて自分のエフィカシーを下げて落ち込むことです。
質問者: なるほど。では、ライバル心を持ったり、イライラした時には、自分が本当に何を望んでいるのかを見て、そこに自分のフォーカスをもっていくように利用するということですか?
石川: そうそう。だってスイカ選ぶときに叩いて音を聞いて比べますよね?
質問者: 比べたことないです(笑)
石川: そうですか(笑)。 では、行きたい店があるときに食べログ見て比べますよね? 比較って誰でもどんな選択でもやっています。 例えば、何を食べたいかな?と考える時に中華とイタリアンを比べることで自分が食べたいものがわかります。
質問者: 比べるのは良くないと思っていたので楽になりました。
石川: 多くの人が「比べるのは良くないこと」と勘違いしています。
コーチングを受けると悩みがなくなる
質問者: 先ほど、「比べてダメなのはエフィカシーを下げること」とおっしゃっていましたが、エフィカシーが下がらないのは、コーチング受けているおかげでしょうか?
石川: エフィカシーが下がってないのですか?
質問者: 下がる時はありますが、すぐ戻りますし、何でもできそうな気がします(笑)
石川: 確実に前と違うということでしょうか?
質問者: 実際はやろうと思っていること(部屋の片づけやブログを書くこと)は何も動いていないので、うぬぼれているだけかもしれませんが、自信だけはあります(笑)
石川: すばらしい! 自信はあるのに何も動いていないという今のその状況は何かおかしいと思いますよね?
質問者: 自信があるのに出来ていないことに違和感があります。
石川: 違和感こそがゴール達成へと向かうエネルギーなので、肯定的に捉えていいです。コーチングを受けたり、マインドの使い方を習うとネガティブな思考にならない。つまり悩まなくなります。悩むというより、ただの問題解決になるのです。
石川: 悩むというのは、エフィカシーを下げる、つまり自己評価を下げるということになりますが、そうならないのは、コーチング受けたからであり、悩んでいないのは、コーチングの効果が出ている良い証です。
質問者: エフィカシーが下がらないという今のこの感じが普通になってきて、もともとこうだった気もして最近コーチング受けた“おかげ”というのがわかりにくくなってきていました。
石川: 悩まないという状態がコンフォートゾーンになり、自分の当たり前になったのですね。 ゴールは定期的に更新が必要なので、ぶっとんだゴール設定をして新たなコンフォートゾーンを作っていきましょう。
質問者: はい。どんどん更新して更に上を目指します。そう思うとワクワクします。
聴き手(質問者)と文章の書き起こし担当: 宮野明子
本日もお読みいただき、ありがとうございました。