【part 1】「職場で、上司や同僚、部下など周りの人にどうコーチングしたらよいか?」と悩んだ時のマインドの使い方~細かい方法に固執しない!~
本日も、パーソナルコーチ石川直樹と質問者の対話形式でゴール達成のためのマインドの使い方に関するコンテンツをお届けします。
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職場で、上司や同僚、部下へどうコーチングすれば良いか?
質問者: コーチとして会社の上司や同僚の可能性を引き出す存在になりたいと思っています。同僚との会話で「やってもどうせ無理だと思うけど…」と言うのを聞いていると、そう思っているから無理な現実を作っている。その考え変えたらいいだけやん!と思うのですが、そういう時、どうアドバイスしたらいいかわかりません。仕事としてでなく、友達との会話などでそういう話が出た時、どうされていますか?
石川: コーチングしてると周りに言ってるから、逆にどうしたらいい?って聞かれますね。
質問者: コーチングを習っているということ、そういえば周りに伝えてないから聞かれませんね。「コーチとしてどう思う?」と聞かれて答えられないと困るから伝えてなかったかも?まだ結果も出してないし…。って「まだまだな自分」という自己評価になっていることに、いま気付きました!
石川: 「そんなの余裕だけどね。楽勝だけどね」と軽く言っておけばいいと思いますよ。ネガティブなこと言っている人みると、モッタイナイとは思いますが、こちらから何も言わなくても、自分自身が結果を出していたら自然と興味を持ってくれるし、そういう人達をゴール達成に持っていくというエフィカシーを持っていると、どうすれば良いか自然に思いつくと思いますよ。
質問者: 例えばFlowCoaching(TM)のサイトを教えるとか?
石川: 特定の方法にあまり固執しない方がいいです。ゴールがあれば自然と思いつく。思いついたアイデアを元に、どんどんやっていけばいい。特定の方法に固執した瞬間、そこから抜け出せなくなります。
質問者: そこで止まっている感じがします。方法に囚われ、結果を出していないと焦っています。
ネガティブなセルフトークを止め、ゴールのエフィカシーを維持すれば方法は無意識が発明する
石川: 焦るのは、結果を出していないからというより、「ゴールを達成している!」という臨場感が足りないから。自分が方法に迷った時や、アドバイスしても聞いてもらえなかった時にエフィカシー*を下げないことが大切です。ネガティブに評価すると「あぁダメだ」となりますから。
*エフィカシーとは何ぞや?という方はこちら。
質問者: エフィカシーを維持するためには、セルフトーク**を書き換えたらいいのでしょうか?
石川: そうですね。ネガティブなセルフトークは一切しないこと。失敗しても、「この私がこんなはずない!」という感じです。
**セルフトークとは何ぞや?という方はこちら。
質問者: 気づいた時は出来るのですが、飲みこまれてしまいます。
石川: 今まで出来ていたようにこれからも出来ますよ。
視点を上げて、自分のゴールと相手のゴールの共通点を意識する
質問者: やってみます。ゴールですが、お相手がどうなりたいか?ということ設定するということでしょうか?
石川: 組織、会社、相手、自分のゴールがあり、何に重きを置くかはケースバイケースですが、相手の方がこうなりたいというゴールを設定するのはお相手です。視点を上げて、自分と相手のゴールの共通点を考えましょう。宮野さんの場合「上司や同僚をゴール達成に導きたい」というのがゴールですよね?そのゴールに意識を置き、エフィカシーを維持することをやってください。
質問者: そうなっている自分になるということですね。
石川: はい。「ゴールが先、方法は後」です。どんな時でも、達成したいゴールに意識を置いていると、それを達成するためのいろんな方法が自然に見えてきます。方法を考え出すと、その方法から抜け出せなくなるので、「そうなっている自分」というエフィカシーを維持してください。 これから1週間、ゴールの臨場感を維持している場合と、方法論に囚われている場合の違いを体験してみてください。両方のケースで創造性や感情の動きの違いを実験します。あえて両方やることでコツがわかるので、やってみてください。
質問者: わかりました。やってみます!
To be continued…
聴き手(質問者)と文章の書き起こし担当:宮野明子