あなたがスケールしないのはその拘り(こだわり)のせいである
こんにちは!フローコーチング石川直樹です。
今日も天候が気持ちいいですね!
今日は朝から新宿のホテルラウンジでコーチングセッションを終えて、
とあるジャズ喫茶でのんびりと仕事や読書をしています^^
そう言えば先日、
飲食店コンサルの方とお会いしたのですが、
月額6万円くらいでクライアント数5件、
つまり約月商30万円で、
しかもがっつり店舗で皿洗いなど
手伝いながら従業員と関係性を作って
仕組みを作る、という感じなので
労働集約でいっぱいいっぱいという感じで、
結構大変そうでした。
とは言え、
「自分は小さい個人店を助けたいから、これでいいんです」
と強い拘り(こだわり)があるようでした。
「そうは言っても、時間とお金はもっと欲しいですよね?」
と僕が問うと、
「はい」
とのこと。
セミナーは格安でやっているとのことだったので、
「より濃い内容のセミナーをオンライン化して販売したり、
今やっている店舗でのスタッフ教育をテーマにしたブログを書いたり、
サロンや整体院向けに展開したりといろんな方法がありますよね」
とお伝えしたら、
「なるほど、たしかにそうですね!」
と目を丸くされていました。
これは僕自身も気をつけているのですが、
ビジネスでも、人間関係でも、キャリアアップでも、
「自分の拘り」
が進化・成長を止めていることが多くあります。
僕も、新しいビジネスの展開をしようというときや、
新しく人と会うときなど、
「自分の拘り」は脇に置いておくということを意識しています。
なぜなら、
あなたの今の姿、能力、知識、経験、人脈、経済状況など
すべて、
「あなた自身の拘り」
が作り出しているからです。
今の姿が、自身の望む姿であれば良いのですが、
多くの場合、無駄な拘りがあなたの成長を阻みます。
だから、拘りを脇に置いてまず素直に取り組んでみることが大事です。
人間、自分よりも抽象度が高い世界観は、把握できません。
例えば会社員の方で、
部下の考えていることって
手に取るように分かることありますよね?
ただ、
「上司の考えていることが分からない」
という状況は結構多いのでは
ないでしょうか?
これは、上司は部下よりも高い抽象度で物事を考えているからです。
あなたが上司であった場合、
「営業トークはこれでいきます」
と、部下が何の知識・経験もないまま
根拠のない「拘り」を貫き通して業務を行なっていたらどう思うでしょうか??
万一結果が出るかもしれませんが、
「まず拘りは捨てて素直にやってみなさい」
と思いますよね。笑
これと同じで、
「拘りがあること」
は素晴らしいことですが、
時に進化・成長の機会を奪います。
とは言え、「拘り」は捨てなくてOKです。
「拘り」はあってもいいので、
「脇に置いて取り組んでみる」。
だから、
コーチやコンサルが必要だったりするのです。
常に客観的にさせてくれるので、
現状を正しく認識できてスムーズに
進化・成長することが可能になります。
では最後に、どんな時に拘りを脇に置くべきか?
そのタイビングを参考事例として以下に挙げておきます。
拘りを捨てる(一旦、脇に置く)べきタイミング一覧
・自分のやりたいこと、意見が否定されたとき
・何度も同じ失敗を繰り返すとき・最近停滞しているなと感じたとき・新しい人に会って話をするとき・イラッとしたとき
・興味のないベストセラーやニュースが話題になったとき
本日の内容はいかがだったでしょうか?
あなたも、ぜひ参考にしてくださいね。