従来には無い企業・組織向けの最強コーチングの概要を1冊で知る!『「組織が結果を出す」非常識でシンプルなしくみ 』とは
↑著者である田島大輔氏と。いつもあたたかく支えてくれるコーチの鏡です。
8月23日に、僕のコーチでもありメンターでもある田島大輔氏が、本を出版されました。
同じくプロコーチである久野知禎氏との共著です。
本書は、苫米地英人博士が全面監修のもと創り出された、組織・企業向けのコーチングであるコグニティブ・コーポレート・コーチング・プログラム(CCCP)の概要を知るに最適です。
僕が本書を特にお勧めしたい理由は、物語を通してコーチングによる効果やプロセスをリアルに体感できるからです。
倒産の危機に見舞われた、とある会社に勤める主人公の西山雄介が、コーチングを取り入れていかに危機を脱していくかが描かれていて、僕は読んでいてどんどん引き込まれて行って、胸が熱くなる思いでした。
コーチング堅苦しい理論を書き連ねたものではないので、
「コーチングって何?」
「そういう研修受けたよ。コミュニケーションの方法でしょ?」
と言ったレベルの認識の方でも十分に本当のコーチングを知ることができます。
とは言え、随所でコーチング理論を解説したコラムがありますので、満遍なく知識も学べますよ。
企業の経営者・幹部クラスの方、
すでにコーチとして活動している人、
これから組織・企業を根本から変えたい人、
企業に勤めてくすぶっている人、
あらゆる組織でみんなを引っ張って活躍していきたい人など、
読まれると大いに役立つでしょう。
特に経営者の方や幹部クラスの方で、会社の目標設定について売上を設定してみてはいるものの従業員のモチベーション向上に手を焼いているといった例や、
個人の方でもマインドから変えてパフォーマンスをアップさせたい方、
セルフトークのマネジメントが苦手な方など、本書を読むだけで解決策が見えてくるでしょう。
僕が本書を読んでいて驚いたのは、この物語で繰り広げられるディテールの濃さです。
会社内外での人間関係や、業界の情報など、すごく詳細にリアルに構築されています。
著者は、これを書くために情報収集を徹底したそうです。
このディテールの濃さ、世界観のリアルさは、アファメーションやビジュアライゼーションを行うにあたって、これくらいのリアルさが出るくらいディテールにこだわればよいという参考にもなるでしょう。
未読の方はぜひお読みくださいね!
「組織が結果を出す」非常識でシンプルなしくみ