セルフトークのコントロールとは、ゴールに対してポジティブを増強、ネガティブを抑制すること
本日も、パーソナルコーチ石川直樹と質問者の対話形式でゴール達成のためのマインドの使い方に関するコンテンツをお届けします。
メールマガジン「Flow Coaching™ News Letter」ではメルマガ読者限定コンテンツを配信していますので、ご興味ありましたらご登録ください。
なぜヒトはネガティブなセルフトークをしてしまうのか?
質問者: 石川コーチいつもお世話になってます。今日は、ゴール側から見たセルフトークの重要性について、お話ししたいと思います。自分は、目の前の事柄に対して、過去の失敗に対するネガティブな内容だったり、つい目の前のことから目を背ける内容のセルフトークをしていることに気付きました。
どうしたら、このような思い込み、ネガティブな感覚から飛び出て、より良い結果を出すことができるのでしょうか。
石川: まずは、ネガティブな言葉を発することを止めてみればいい。人は、一日に約6万回のセルフトークをしている、と言われていて、しかもその大半が、ネガティブな内容であることも分かってる。だから、もしこれらのネガティブなセルフトークを全部止めてしまえば、それだけで思い悩む、という行為を辞めるカギになる。とは言え脳は失敗を材料に学習するから、ネガティブなセルフトークが多いというのは、ある意味、種を存続させるための本能とも言える。しかし、僕ら現代人は、生活も豊かになり「ある程度の危険を冒してでもチャレンジしよう、進化しよう」と、人生に意味付けをできる存在でもある。もちろん、どんな意味付けをするかは自由だけど。
質問者: はい、つい自分はセルフトークをコントロールせずに、思い悩んでいることが多かった、と思います。これを早速変えてみようと思います。
セルフトークのコントロールとは、具体的にどういうことか?
石川:そうだね、ネガティブなことをあれこれと悩まないこと。大事なのは、ゴールに対してポジティブなセルフトークを増やして、ゴールに対してネガティブなセルフトークを止める。これが、「セルフトークをコントロールする」ということ。それだけで、大きく変わる。人は、コンフォートゾーンを外れると、良くも悪くも現状に戻ろうとセルフトークする。アウェイを感じても、自分を悪く評価してはいけないよ。そういうときこそ、自分は、「もっとうまくやれる!」とか、「自分はこんなに行動できて誇らしいぜ」、とか、ゴールにとってポジティブなセルフトークをすることで、無意識がそうなるように動き出すんだ。
セルフトークのコントロールを、習慣化させる!
質問者: ゴール側から考えて、ポジティブなセルフトークをすることによって、力強いエネルギーを生み出すのですね。昨日とは違う自分、現状を超えた自分をセルフトークで先に描写していくことによって、ゴールにたどり着くのですね。
石川: はい。それを日々繰り返して習慣化することによって、コーチング用語で言えば、コンフォートゾーンが現状の外へずれて、ゴール側へ行くからね。
質問者: はい、これからセルフトークをゴール側へと変えていくことにします。今日はありがとうございました。
石川:はい、こちらこそ、ありがとう。
聴き手並びに文章の書き起こし担当:明宏